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three スタータードキュメント

theeをお買い上げいただきありがとうございます。

このページではthreeを、ストレスなく、スムーズに遊んでいただけるように遊び方やコツなどをシンプルに解説していきます。

2023.11追記
ラップでわかるゲーム説明を追加しました。https://www.youtube.com/watch?v=nvLljzMgOpo

遊び方の基本

さてまずは準備を・・・と言いたいところですが、threeの遊び方のキモの部分をお伝えしておこうと思います。

threeは2人用の対戦ゲームです。

手札からカードを1枚ずつ出し合って戦い合いますが、その勝利判定は独特でユニークです。

色で突き刺した方が勝ち

まずは勝利条件その1。色で突き刺した方の勝利となります。

カードを向かい合わせたとき、カードの色が相手のカードを突き刺して三角形が浮かび上がります。

この場合は赤のカードが青のカードを突き刺して、赤い三角形が浮かび上がります。

よって赤のカードの勝利となり、赤のカードに描かれた数字をポイントとして取得します。この場合は3ポイントですね。

数が小さい方が勝ち

同じ色のカード同士は色で突き刺すことができません。突き刺せない時は数が小さい方が勝ちとなります。

この場合は赤2のカードの勝利となり、2ポイントを取得します。

手札は公開する

戦うカードは3枚の手札から選びます。手札は表向きで相手にも見えるように公開して戦います。

相手のカードをよくみて、相手が勝負してくるカードを見極めましょう。

この場合は、赤の3、黄色の2、青の2、のどれかしか出すことができません。

3ポイント先取した方がゲームの勝者

先に3ポイントを先取した方が勝者となります。

1のカードで3回勝つか、3のカードで1回勝つか。

遊び方の基本はたったこれだけです。

やってみよう

基本ルールがわかったところで、早速threeを遊んでみましょう!

山札を用意する

赤123、青123、黄123の合計9枚のカードを自分の山札として用意します。山札はよくきっておきましょう。

カードにはストライプ柄がついているものとついていないものがあります。これはプレイヤーで山札をわけやすくするためのものです。
ストライプがついていないものを1P用、ストライプ柄を2P用とすると良いでしょう。

最初の手札となる3枚のカードを山札から引く

自分の山札から3枚のカードを引いて、最初の対戦の手札としましょう。

手札は相手にも見えるように表向きで公開しておきます。

3のカードを警戒する

相手の手札をよくみて、相手がどのカードで勝負してくるのかを予想し、見極めましょう。

まず注意すべきなのは3のカードです。このカードで直撃されてしまえば一発KOとなってしまいます。

3のカードを封じ込める手札を自分が持っていないか、これをまずは確認しましょう。

この場合は、相手の黄色の3が睨みを利かせています。

相手の黄色の3を封じ込められる自分の手札は、黄色の2と青の2です。この2枚のカードは安全でしょう。

ただ、相手もそれを予想して青の2を出してくる可能性だってあります。

であれば、こちらは赤の3で一気に勝負に仕掛けても良さそうですね・・・。

と思ったら、忘れていました。そしたら今度は黄色の3にやられてしまいますね。

という具合に、グルグルと回る思考の渦の中で相手と駆け引きを楽しみましょう。

探り合う

お互いにどのカードを出すか、会話の中で探り合いましょう。

会話の中でうまく相手を誘導するのがこのゲームの勝利のコツとなります。

「青の2は安全だから青の2を出すかなぁ」なんて言いながら相手を誘導し、しれっと赤の3で勝負しても良いですね!

勝負する

お互いにカードが決まったら3枚手札を一旦隠し、勝負するカードを1枚裏向きで前におきましょう。

一斉の掛け声でオープンし、勝敗を判定します。

色で突き刺したカードか、突き刺せない場合は数字小さいカードが勝ちとなり、カードに書かれた数字をポイントとして取得します。

手札を一旦隠すため、どのカードを出すかはちゃんと覚えておきましょう。

手札を補充する

次の勝負へ続行しましょう。

使用したカードはもう使用できませんので捨て札とします。

2枚になった手札を3枚になるように、山札から1枚手札を補充し、次の勝負へ続行します。

どっちが何ポイント取得中かの記録をするために、勝利したカードは表向きに、敗北したカードは裏向きに捨て札としておくことで、お互いの勝利ポイントの記録にもなります。

3ポイント先取

3ポイントを先取した方がthreeの勝者となります。

動画で復習する

では動画で復習しましょう!

よくある疑問・質問

よくある疑問・質問にお答えします。

手札が同じ色になった。

カードの出し方によっては手札を補充した際に、手札が同じ色になってしまい不利な状況になることがあります。

「このカードを捨て札にしたら不利な状況になるかもしれない」ということ自体も駆け引きの材料です。次の勝負のこともよく考えて勝負カードを決めましょう。

最初の手札が同じ色になった。

稀に起こる現象です。この場合はもう一度シャッフルして手札を引き直しても構いません。

なお、2戦目以降は前述の理由によりシャッフルは禁止です。

決着が早くつきすぎてしまう。

初心者同士のプレイで起こりやすい現象です。初心者は迷った時はとりあえず大きな数字を出してしまうので、単純なジャンケンに成り下がっているため、勝負がジャンケンのごとく早くついてしまいます。小さい数字のカードで守ることを意識しましょう。

もしどうしても早く決着がついてしまうようであれば、初心者は3ポイント先取を6ポイント先取などにしてゴール地点を遠くしても構いません。しかし、もっともスリリングにスピーディにthreeを遊ぶには3ポイント先取がおすすめです。

手札を隠した時に相手の手札を忘れてしまう。

手札を隠した時にどのカードを出すか考えていませんか?勝負するカードを決めた上で、手札を隠しましょう。

もしどうしてもわかりづらいようであれば、手札は隠さず、指差しでの勝負でも構いません。しかし、もっとも勝利時に気持ちよくthreeを遊ぶには手札を隠した場合がおすすめです。

なぜ小さい数字の方が勝つのか?

小さい数字のカードがただの弱小カードに成り下がるからです。リスク&リターンをゲームデザインした結果です。

なぜ描かれた数字がポイントになるのか?

どんなカードでも勝利したら1ポイントというローカルルールも見受けられますが、お勧めしません。そうしてしまうと、大きい数字のカードがただの弱小カードに成り下がります。リスク&リターンをゲームデザインした結果です。

これはただのジャンケンでは?

あいこの時は小さい数字が勝つ点でジャンケンとは異なります。

また、ジャンケンは日本を始め、特定の文化でしか理解されない概念ですので、色で突き刺す、という新しい3すくみを取り入れました。

なぜこんなにシンプルにしたの?

プリミティブな、原始的なゲームが作りたかったからです。ボードゲームは世界観が好まれるのは理解していましたが、それは他のゲーム作家さんたちにお任せすることにして、私たちHot Dogは「新しい」を模索し、抽象的なシンプルなゲームに落とし込みました。

実況動画でさらに理解を深める

シミュレーターを使っての実況動画を作成しました。

どういう思考回路でthreeをプレイするべきか、もう一歩理解を深めるのにご覧ください。