こんにちは。
ボードゲーム制作Hot Dogです。
「2人でも遊べるボードゲームが少ない」
「2人でも遊べるって書いてあるけど2人だとつまらない」
こんなお悩みってあるあるですよね。
今日は、大人数はもちろん、2人で遊んでも楽しいおすすめのボードゲーム「タイムボム」を紹介します。
– このブログについて –
ボードゲームを作っているサークル「Hot Dog」です。
色で突き刺すミステリアスなカードゲーム「three」、発売中です。
タイムボムを一言で言うと
タイムボムは一言でいえば、嘘つきを見抜きながら爆弾の解除を目指す協力型ゲームです。
プレイヤーたちは仕掛けられた爆弾の解除を目指すべく、爆弾を止めることができる導線を探し当てていきます。
ですが、間違った導線を引き当ててしまったら即座にゲームオーバー。爆弾の解除は失敗となります。
爆弾の解除につながる導線の場所は、各プレイヤーがそれぞれ少しずつ知っています。
各プレイヤーの情報をヒントに、爆弾の解除を目指します。
何が面白いのか
ではタイムボムの面白さのポイントはどこか。
それは冒頭でも説明した通り、「嘘つきを見抜く」点にあります。
タイムボムは協力型ゲームではありますが、チーム対抗戦でもあります。
通常は「爆弾の解除を目指すポリスチーム」ですが、ポリスたちに紛れて爆弾犯が混ざっています。
爆弾犯(ボマー団)の目的はもちろん、「爆弾の解除を阻止し爆発させること」です。
そのため、ポリスたちに嘘の情報を与えて爆弾の引き金となる爆破導線に誘導します。
この「爆弾犯が混ざっている」という状態がゲームを面白くします。
この人の言うことは信用できるのか?ポリスなのか?爆弾犯で嘘をついているのか?
ときには、仲間であるはずのポリスを疑ってしまい、爆弾犯を信用してしまうことも。
この、誰が本当のことを言っているのかわからない状態がゲームを面白くします。
ゲームルール
細かいゲームルールは省略しますが、比較的シンプルなゲームルールですので、ルール把握に5分ほどあれば十分です。
ざっと説明すると、プレイヤーたちは役割カードを引いて「ポリス」と「爆弾犯」チームにわかれます。もちろん役割は他のプレイヤーに開示することはありません。
各プレイヤーは、導線カードを数枚受け取り、中身を確認して裏返しにして自分の前に配置します。
カードには、何も起きないスカカードが多数、そして爆弾解除につながる解除カードが少数枚、そして一発即死の爆破カードが1枚あります。
自分の手番で自分のカードをオープンすることはできません。他プレイヤーにオープンしてもらう必要があります。
なので、
ポリスであれば自分の中にある解除カードをどうにか引き当てて欲しい、
爆弾犯であれば自分の中にある解除カードを引き当てて欲しくない、
ポリスであれば自分の中にある爆破カードを引き当てて欲しくない、
爆弾犯であれば自分の中にある爆破カードを引き当てて欲しい、
という2つのチームが相反する目的を持つことになります。
2人での遊び方
タイムボムは大人数でも楽しいですが、2人でも楽しい、ボードゲームの傑作です。
2人の場合はどうやって遊ぶか?
それは3人目のNPCを用意することです。NPCとはノンプレイヤーキャラクター。ぬいぐるみなどを用いて、擬似的に3人目のプレイヤーを演じてもらいます。
NPCの手札を確認することはできません。
そのため、2人で遊んでも、得体の知れないNPCのおかげで疑心暗鬼な状態が保つことができます。
「2人でも遊べる。けど、面白さは半減する」ゲームが多い中、タイムボムはNPCを用いることで
破綻することなく、多人数でのゲームプレイに遜色ない楽しさを実現しています。
おすすめの2人用ルール
NPCを交えて2人で遊ぶ際に気をつけたいのは、2人とも爆弾犯になった場合です。
ゲーム終了時、どちらも爆弾犯であったことがわかったとき、拍子抜けします。
そこでおすすめなのは、NPCには爆弾犯で固定してしまうことです。
すると、2人の役割パターンとしては、
・2人とも爆弾解除を目指すポリス
・自分がポリス、友達が爆弾犯
・自分が爆弾犯、友達がポリス
の3パターンとなります。
2人ともポリスであれば、協力ゲームとして成立しゲームクリア時に喜びを分かち合えます。
役割がそれぞれ違えば、対戦ゲームとして成立し、勝利感を味わえます。
2人ともポリスであったのに疑心暗鬼になりすぎてお互いに疑いあっていたときなんかは笑えます。
2人でも楽しい傑作ゲーム
タイムボムは2人でも楽しい傑作ゲームです。
友達が多く集まったときでも、少ない人数でも遊べる、コスパの良いゲームでもあります。
https://bodoge.hoobby.net/games/time-bomb-new-edition
私たちHot Dogは2人のボードゲーム制作チームなので、2人で遊べることが大前提だったりします。
私たちの作品「three」は2人専用ではありますが、2人で遊べるボードゲームをお求めのときは、
今回のタイムボムと同時に、私たちの「three」もぜひご検討ください。
– three –
私たちの作品、three。Amazonやイエローサブマリンにて販売中です。
ボードゲームのポータルサイト「ボドゲーマ」に紹介記事を書いていただきました。