「three」は私たちHot Dogが提供する心理対戦ゲームです。
見た目もルールもシンプル。
3枚のカードから1枚選ぶだけなのに、その1枚が選べない。
そんなカードゲームです。
ゲームの概要
threeは、互いにオープンになった3枚の手札から1枚の数字カードを出して戦い合う2人対戦ゲームです。
高い数字カードを出せば勝ち点も高くなりますが、その分相手にも読もれやすく、勝ち点が得づらくなります。
低い数字カードは勝ちやすいものの、得られる勝ち点は低くなります。
攻撃をするタイミング、防御をするタイミングを見計らうことが重要です。
読み合い、駆け引き、勝負勘が決め手となる心理対戦ゲームです。
動画での解説
threeの遊び方をわかりやすくするために動画で解説しています。
基本的な戦い方
まずは基本的な戦い方をさらっと解説しています。
詳しいゲームの流れ
threeの基本的な戦い方がわかったら、詳しいゲームの流れをご覧ください。
ゲームの特徴
threeの特徴を説明します。
シンプルなカードデザイン
カードデザインには余計な情報を一切省きました。
これだけシンプルなカードデザインなのに、ゲームとして成立するのがthreeの1つの魅力です。

色の3すくみ
カードには、赤と青、黄色の3色のカードがあります。
赤は青に強く、青は黄色に強く、黄色は赤に強い、いわゆる3すくみになっています。
相手より優位な色を選べればあなたの勝ちとなります。
しかしながら、どの色がどの色に強いのか、一見わかりづらく感じてしまいます。
そこで私たちはカードデザインにギミックを施しました。
カードを向かい合わせたときに、相手のカードに突き刺すように見えるギミックを施しています。
本来、3すくみはグーチョキパーなどのモチーフを必要としますが、threeはカードギミックで3すくみを表現しています。
このカードデザインは特許としても出願中です。(特願2021-176368)

数字の矛盾
カード色が同じだった場合、引き分けとはなりません。
カードに書かれた数字で勝敗を決めます。
このとき、数字が小さい方が勝つという、矛盾をルールにしています。
1が一番勝ちやすいのですが、勝ち点も1となり、リターンが少ないのが欠点です。
3は勝ちづらいものの、勝ち点が3となり、一発逆転のチャンスをもたらします。

公開された3枚の手札
プレイヤーは3枚の手札をオープンな状態で公開します。
つまりプレイヤー同士、互いに手札が見えている状態です。
この手札が見えているという性質が、カードの読み合いの心理戦へと発展します。
相手が攻めにくるのか、守りにくるのか、互いの手札から見定めることが重要です。
また、心理戦ですので、
自分がどのカードを出すか宣言して相手を惑わすのもよし、
相手がどのカードを出すか言い当てて、相手の心理状態を揺さぶるのもよし。
相手の性格を知ることが勝利の鍵ともなります。
詳細なゲームの流れ
赤の123、青の123、黄色の123、計9枚のカードをプレイヤーの固定デッキとして受け取ります。
メインカラーがストライプになっているものかどうかで、カードを振り分けると良いでしょう。

セッティング
互いに9枚のカードをよくシャッフルします。
シャッフルしたら裏向けにした山札としておきます。
各プレイヤーは自分の山札からカードを3枚引き、表向きにして自分の前に配置します。
これでセッティングは完了です。
どのカードで勝負するか考える
自分の手札から勝負するカードを1枚考えます。
相手が色の3すくみで攻撃してくるのか、数字の矛盾で守りに徹するのか、よく見定めましょう。
2人のプレイヤーがどのカードを出すか決めたら、「決まった」と合図を出します。
合図とともに、3枚の手札を隠し、どのカードで勝負するか相手に悟られないように、選んだカードを伏せた状態で自分の前に配置します。
いざ勝負
選んで伏せたカードを一斉に表向きにオープンします。
このラウンドを勝利したプレイヤーは、自分が出したカードに書かれた数字を勝ち点として得ることができます。
優位な色を出すか、同じ色なら数字の小さい方がラウンドを勝利します。
手札の補充
勝負に使用したカードは捨て札として以降は使いません。
手札が2枚となってしまったので、自分の山札から1枚カードを補充し、次のラウンドへ進行します。
※勝利したカードは表向きの捨て札とすることで、勝ち点の記録にもなります。お好みで追加ルールとしてお使いください。
ゲームの終了
合計の勝ち点が3を超えたプレイヤーの勝利となります。
3のカードでラウンドを勝利すれば、1ラウンド目でゲームが終了することもあります。
短い時間で、手軽に遊べる心理対戦ゲームがthreeです。